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<歴史>96年の歴史を振り返る 赤箱年表

赤箱誕生とその歴史

[赤箱]

1928年(昭和3年)〜

初代「赤箱」。どっしりとした牛が特徴です。

流行したファッション

「モボ・モガ」

着物姿の女性が多いなか、洋装を取り入れたモボ・モガ(モダンボーイ、モダンガールの略)と呼ばれる若者が登場。女性は短い髪に帽子、ひざ下丈のスカートというハイカラなファッションに身を包みました。

[赤箱]

1949年(昭和24年)〜

戦後まもなく2代目の牛は少しスマートに。

流行したファッション

「シネモード」

「麗しのサブリナ」(1953年公開)のサブリナパンツ&サブリナシューズ、「ローマの休日」(1953年公開)のネッカチーフなど、映画の中でヒロインが着た衣装から流行が誕生し、人気を集めました。

[赤箱]

1967年(昭和42年)〜

「Beauty Soap」に変わり都会的な印象に。

流行したファッション

「ヒッピー」

アメリカの若者から生まれたムーブメント。男性はバンダナを巻いた長髪にヒゲ、女性はロングヘアが典型的なスタイルで、Tシャツにベルボトムのパンツ、素足にサンダルというスタイルが流行しました。

[赤箱]

1968年(昭和43年)〜

「Beauty Soap」が筆記体になりました。

流行したファッション

「ツイッギー」

“ツイッギー”(小枝の意味)の愛称で親しまれたイギリス出身の女優、モデル。膝上20cmのマイクロミニにペタンコ靴、タイトなショートカットスタイルは、日本女性の憧れの的となりました。

[赤箱]

1974年(昭和49年)〜

牛をリボンで囲み不景気な時代に華やかさを

流行したファッション

「ハマトラ」

海外の高級ブランドを取り入れたニュートラに横浜独自のニュートラが融合したファッション。ポロシャツ、巻きスカート、ハイソックスといったコーディネートは、若い女性から支持を集めました。

[赤箱]

1976年(昭和51年)〜

牛の足元の芝生が元気よく若々しく。

流行したファッション

「竹の子族」

79年に原宿の歩行者天国に登場した竹の子族が一大ブームに。派手な衣装とメイクで踊る姿を見るために全国からファンが集まり、休日にもなると、原宿の街は何万人もの見物人でごった返しました。

[赤箱]

1984年(昭和59年)〜

「COW」のロゴがすっきりと整理されました。

流行したファッション

「アイドルカット」

松田聖子さんや中森明菜さんをはじめとするアイドルが次々と誕生したアイドル全盛期。聖子ちゃんカット、ショートカット、ポニーテールなどのヘアスタイルを真似た女性が街にあふれました。

[赤箱]

1986年(昭和61年)〜

「NEW」の文字が消えシンプルに。

流行したファッション

「ボディコン」

ボディコンとはボディコンシャスの略語。「ピンキー&ダイアン」などのDCブランドが発表した、体に密着する素材でボディラインを強調したファッションは、まさにバブル景気の象徴でした。

[赤箱]

1994年(平成6年)〜

「COW」と牛が中心に。「Beauty Soap」の文字も大きくなりました。

流行したファッション

「ギャル」

バブル景気の崩壊によってファッションも落ち着いた雰囲気に。一方で、若い女性の間で日焼けした肌に目のまわりだけ真っ白にメイクしたガングロ、ルーズソックスなどの奇抜なファッションが流行しました。

[赤箱]

2013年(平成25年)〜

赤箱史上初めて赤箱の名前を前面に配置。赤い四角の角を丸くして、やさしくやわらかいイメージに。

流行したファッション

「90’sファッション」

メンズライクなアイテムとあわせてセクシーさを抑えた路線へと変化。ヘアとメイクも黒髪、美白、太眉、赤リップなど、“上品で大人かわいい”雰囲気が好まれています。

[赤箱]

2015年(平成27年)〜

洗い上がりの特長「しっとり」が入って 青箱との違いがわかりやすくなりました。 「COW」ロゴも金色に。

ずっと変わらぬやさしさを。

お客様に安心してお使いいただける製品を、これからもつくり続ける。

100周年という節目を迎えるにあたり、そんな気持ちを、新しいコーポレートメッセージに込めました。

それに合わせて、シンボルマーク及び「牛乳石鹸」のロゴタイプも、やさしさを感じさせるやわらかいイメージに変えました。

石けんこぼれ話
どうして牛のマークなの?
「商いは牛の歩みのごとく」とは古くからいわれている格言で、これは前へ進んでも後ろへ退くな、ねばり強く前進せよという意味です。堅実な経営のもと、誰からも愛される製品を提供しよう!という企業理念からも、まじめで親しみのある牛が選ばれました。以来、牛のマークは社のシンボルとしてたいせつにされています。
どうして赤い箱なの?
「赤」は、古くから日本をはじめ中国などでも縁起の良い色とされていることや、赤い箱から真っ白な石けんが出てくるという視覚的なおもしろさなども考慮して決まりました。
牛乳石鹸の歴史
「牛牌香皀(ニュウパイシャンザオ)」という名前で中国にも輸出。戦争により輸出制限を受けた際も、中国側から現地生産の提案を受けるほどの圧倒的人気を集めました。
創業以来、品質の良さにこだわり続けた牛乳石鹸は、贈答用にも喜ばれる一品に。
耐久性の強い素材、日光に強い染料など、やはりここでも「本物」に姿勢は変わりません。
1999年牛乳石鹸はミレニアム記念として、「赤箱復刻版」を制作。50年前の石けんから香りの再現も試みました。